大石北小で初の避難所開設訓練
昨日2019年1月12日 (土) 10時~12時30分、大石北小避難所開設訓練を北小では初めて実施しました。
訓練には泉台・井戸木・中妻の各自主防災会と、校長先生以下先生方10数名、市職員4名など総勢110名ほどが参加。安全確認班、避難者受付班、体育館区割り班、炊き出し班、マンホールトイレ設置班、非常用電話設置班の6班に分かれて活動しました。
大石中学校で10月に行った開設訓練の反省を踏まえ、避難者受付とコマ割りであらかじめ遠し番号を設定して連動を図り、まずまずうまくいったようです。コマ割りにはブルーシート 180cm×100mロールとメンディングシート100cm×50m 3ロールを広げ、体育館の約半分で1人1m×2mの居室70人分の区割りと附番を1時間15分ほどで設定し終えました。ただ、居室コマ割りの計算ミスで想定数より少なくなることが判明しました。
炊き出しは機材の使用が初めてなので、実は10日に発電機、バーナーの起動テストを行っておいたのですが、発電機は初めて使うときに必要なエンジンオイルが備えられておらず、買いに走ったということがありました。今回は非常食が市の備蓄が使えないので、泉台と井戸木区が50食1パッケージタイプを1箱ずつ提供しました。個食パックは価格が高いのですが、50食1パッケージも1食267円見当で、けっして安くはありません。個食パックと違い、盛り付けに手間がかかりましたし、実際はパックに山盛りで50食ということなので、おにぎりなどで60食以上にもにできることがわかりました。また、湯沸しの途中でバーナーの灯油が切れ、たいへん灯油を食う機械だということもわかりました。
マンホールトイレは井戸木区が自区でも持っており、慣れているので講師役になっていただき、泉台、中妻の参加者はやり方を教えていただく形となりました。非常用電話設置班では、設置はできましたが通話がつながらないようで、原因を調査することとなりました。
参加者からのアンケートはこれから集計しますが、いろいろな意見やご指摘があるのが楽しみで、次回への参考にしたいと考えています。